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個人の自主性に任されていた学習塾

私が子どもの頃通っていた学習塾は、全部自分で課題に取り組み、終わるまで帰れないというものでした。
講師の話をぼんやり聞いて時間が来れば終わり、という塾ではなかったため、毎回かかる時間はバラバラでした。
とは言え、わからないところは質問して解決することができますし、自分のレベルにあった難易度の課題に取り組むので、無理はありませんでした。
自分はマイペースで、かつ指図されるのが苦手な子どもだったため、自分一人で課題に取り組むのは比較的楽しくできました。
そもそも、学校で先生の授業を受け身で聞いているので、学習塾も受け身では飽きてしまいます。
時々、なかなか問題が解けずに時間がかかってしまったこともありましたが、それも根気強さを培うのに役立っています。
もし学校の勉強だけしかしていなかったら、受け身で聞き流してしまいあまり身につかなかったかもしれません。
小学校のときのこの経験は、大学受験まできっちりと生かされました。

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